
卒塾生が運んでくれた嬉しいニュース
こんにちは。Happy Education Lab.の宮脇です。
今日は私の運営する学習塾に、卒塾生が2人も遊びに来てくれました。
先日も2人の卒塾生が顔を見せてくれたとお話ししましたが、今日もまた2人来てくれて、本当に嬉しい限りです。
そんな2人も、なかなか興味深い経歴をたどろうとしているのです。
1人は高校3年生で、来年の9月にアメリカの大学に進学することを決めたと報告してくれました。
私が紹介したエージェントを通じて進学のためのプログラムに参加するとのことで、本当に頼もしい限りです。
もう1人は、実は在塾中の終わり頃に心身のバランスを崩して不登校になってしまった子だったのですが、それでも国立大学に進学し、そこで元気を取り戻し、「元気になってきました」という嬉しい報告をしに来てくれたのです。
2人にはそれぞれお話を聞いて、可能な範囲で現役の塾生たちにもその様子や思いをシェアしてもらいました。
こうした時間が、私にとっても生徒たちにとっても、かけがえのないものだと感じています。
さて、こうした出会いから生まれる学びの効果
実際に、私たちの学習塾では、卒塾生をはじめ、さまざまな方に講演会を開いていただいています。
いろんな人の人生があることを、高校生や大学生に限らず、大人の方も含めて知ってもらいたいという思いからです。
そうやっていると、いろんな効果が生まれてくるのですね。
生徒たちの世界が広がっていき、その中から自分の好きなことを見出して選択していく。
そういう能動的に自分の人生を選ぶということももちろんあります。
そして、最近私がよく感じるのが、いろんな人の人生を知ることで、いろんな人に寛容になり、そして万が一自分がネガティブな状況に陥った時にも、それを受け入れることができるようになるのだなということです。
この気づきの背景にある大切な真実
以前ブログにも書いたことがありますが、普通の人生なんてないのです。
「これが当たり前」「これが標準」なんていう人生を歩むことができる人というのは、もはやかなり少ないでしょう。
それぞれがそれぞれの中で苦しみながら、道を見つけては外れながら、そして自分で選びながら、そういうそれぞれの人生を生きているということを知ってほしいという思いがあります。
今日来てくれた2人の卒塾生も、まさにそれを体現してくれています。
アメリカ進学を選んだ子も、一度つまずきながらも立ち直った子も、どちらも自分なりの道を歩んでいる。
そこに優劣なんてありません。
大切なのは、自分らしく歩み続けることなのです。
そして、これからのHappy Education Lab.の取り組み
そしてこのことは、Happy Education Lab.で親御さんの皆さんにもお伝えしたいことでもあるし、塾の外のHappy Education Lab.の皆様のお子様にも知っていただきたいということでもあります。
そういうコミュニティーになるといいなという思いを日々強くしています。
人それぞれに違った人生があり、それぞれに価値がある。そんな当たり前のことを、改めて子どもたちに、そして大人にも伝えていきたいと思います。
また機会があれば、いろんな方をご紹介させてくださいね。

【この記事を書いた人】
宮脇慎也(保護者向け教育コーチ)
・20年以上の教育現場経験
・700組以上の親子面談実績
・中学生の偏差値を平均7ポイント向上させた実績
・進学空間Move塾長として地域教育に貢献
・2030年までに1万組の親子の成長をサポートすることを目標
広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了。2013年から広島市で学習塾を運営し、個別演習型指導で多くの生徒の学力向上を実現。近年はキャリア教育にも注力し、社会人講師を招いた講演会を多数主催。
Happy Education Lab. 運営者
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