進路選択の悩みを一人で抱え込まないために~Happy Education Lab.で目指すもの~

1. 台湾進学セミナーで感じた親御さんの本音

こんにちは。Happy Education Lab.の宮脇です。

 

昨日開催した台湾大学進学セミナーで、参加された親御さんたちと話をしていて気づいたことがあります。

 

それは、多くの方が「こういう選択肢があることを知らなかった」と言われることでした。本当に多かったんですよね。

 

台湾進学に限らず、アメリカの大学への道、商船高校という選択、通信制高校からの大学進学など、実際に様々な進路を歩んでいる生徒たちを見てきました。

でも、こうした情報って一般的にはあまり知られていないんです。

情報があっても、「うちの子には関係ない」と思われがちですからね。

 

私が塾やこのハピエデュを続ける中で感じているのは、成績向上だけが目的ではないということです。

もちろん学力を伸ばすことは大切ですが、それ以上に重要なのは、子どもたちに多様な選択肢があることを知ってもらうことだと思うのです。

2. 進路選択における現実的な課題

実際、進路選択は親御さんにとって本当に重い負担です。

 

特に、自分たちが経験したことのない進路を子どもが希望した場合、判断に迷うのは当然のことでしょう。

インターネットで情報を調べても、玉石混交で何が正しいのか分からない。

周りに相談できる人もいない。そんな状況で一人で悩んでいる親御さんは少なくありません。

 

最近、私の塾の情報発信について「成績の良い子だけを集めて偏差値を上げることが目的」という指摘を受けました。

これは正直、心外でした。

確かに学力向上を目指す生徒のサポートは行っていますが、それは手段の一つに過ぎませんからね。

3. Happy Education Lab.が目指す場所

このような状況を踏まえて、Happy Education Lab.では、進路選択について親御さん同士が情報交換できる場を提供したいと考えています。

完璧な答えがあるわけではありませんが、同じような悩みを持つ方々と話すことで見えてくることがあると思うんです。

 

野球で県外進学した生徒、高校で困難を経験し通信制に転校した生徒など、様々な道を歩んだ子どもたちを見てきて分かるのは、偏差値だけでは測れない価値があるということです。

大切なのは、その子らしい道を見つけることですからね。

 

ただし、これは理想論ではありません。

現実的には、経済的な問題、地理的な制約、子ども自身の能力や適性など、様々な要因を考慮する必要があります。

4. 一緒に学び、支え合う関係性を

Happy Education Lab.では、進路情報の提供だけでなく、親御さんたちが率直に悩みを話し合える場作りを重視しています。

時には専門家からの情報提供、時には実際の体験談の共有など、様々な形で学びの機会を作っていきたいと考えているんです。

 

私自身も完璧ではありませんし、すべての答えを持っているわけではありません。

でも、これまでの経験と、同じ想いを持つ親御さんたちとの協力により、子どもたちにとってより良い選択ができるよう支援していきたいと思います。

 

子どもの未来について一緒に考え、現実的な選択肢を探していく。

そんな関係性をHappy Education Lab.で築いていければと考えています。

 

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【この記事を書いた人】

宮脇慎也(保護者向け教育コーチ)

 

・20年以上の教育現場経験

・700組以上の親子面談実績  

・中学生の偏差値を平均7ポイント向上させた実績

・進学空間Move塾長として地域教育に貢献

・2030年までに1万組の親子の成長をサポートすることを目標

 

広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了。2013年から広島市で学習塾を運営し、個別演習型指導で多くの生徒の学力向上を実現。近年はキャリア教育にも注力し、社会人講師を招いた講演会を多数主催。

 

Happy Education Lab. 運営者