
こんにちは。Happy Education Lab.の宮脇です。
今日は少し私事になるのですが、ご報告させてください。
実は、この10月から私は放送大学の学生となりました。
なぜ入学したのか、そこには私自身の歩みと、今伝えたい思いがあります。
少しお付き合いいただけたら嬉しいです。
研究者から教育者へ、そして今
私は27歳まで、広島大学大学院の社会科学研究科で欧米経済史、特にドイツ経済史を専門に研究していました。
博士課程後期という研究者養成の場で、学会発表も何度か経験し、ドイツ留学も視野に入れていた時期です。
ところが、ポスドク問題や家庭の事情で、その道を断念せざるを得ませんでした。
その後、塾業界に入り、2013年に進学空間Moveを立ち上げ、今はこのHappy Education Lab.で保護者の皆さんへの情報発信もさせていただいています。
振り返れば、この20年間は実践の日々でした。
大変充実した日々であり、塾の子どもたちの成長を見るのも好きでしたし、実績も積み重ね、こうやって親御さん向けに発信しようということにもなってきました。
実践と理論を結びつけたい
では、なぜ今、再び学ぶことにしたのでしょうか。
それは、この20年間で積み重ねてきた学習指導や保護者対応の実践を、心理学の理論としっかり結びつけたいと思ったからです。
もちろん、これまでも心理学系の本や論文は読んできました。
でも、改めて体系立てて学ぶことで、見えてくるものがあるんじゃないか。
そう思ったのです。
例えば、子どもの学習意欲を高めるために、動機づけ理論をどう応用できるか。
こうした問いに、より確かな答えを見つけたいのです。
目指す資格は認定心理士です。
6単位を取得すれば取得できるので、早ければ2年、じっくりなら3〜4年かけて学び続けたいと思っています。
このHappy Education Lab.でも、心理学の理論に裏打ちされた、私の実感と実践が重なる話をたくさんお届けできるようになるでしょう。
学び続ける姿勢を、子どもたちに
最近、「人生100年時代」とよく言われますね。
本間正人さんという方は、「人生100年学習時代」と表現していました。
100年の人生の中で、私たち大人がどう学び直すことができるか、いかに学び続けることができるかが大事だと。
私は子どもたちに勉強を指導する立場ですからね、常に学び続ける姿勢を見せてあげたいのです。
学びを止めた大人から、子どもたちも学びたくはないでしょう。
進化し続ける姿を見せたいと思うのです。
それが、私たち大人の役割だと思うのです。
このHappy Education Lab.でも、心理学の知見を交えた話を、これからたくさんお届けできるでしょう。
楽しみにしていてください。

【この記事を書いた人】
宮脇慎也(保護者向け教育コーチ)
・20年以上の教育現場経験
・700組以上の親子面談実績
・中学生の偏差値を平均7ポイント向上させた実績
・進学空間Move塾長として地域教育に貢献
・2030年までに1万組の親子の成長をサポートすることを目標
広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了。2013年から広島市で学習塾を運営し、個別演習型指導で多くの生徒の学力向上を実現。近年はキャリア教育にも注力し、社会人講師を招いた講演会を多数主催。
Happy Education Lab. 運営者
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