
1. お母さんを支える父親の力
こんにちは。Happy Education Lab.の宮脇です。
今日は子育てに奮闘されているお母さんたちに向けて、とても大切なポイントを1つだけお伝えしたいと思います。
それは「お父さん(旦那さん)を巻き込む」ということです。
多くのお母さんたちを見ていて、本当に子育てに真剣に悩まれて、一生懸命に力を尽くしてこられる方がたくさんいらっしゃいます。
そんなお母さんたちを心から尊敬しております。
だからこそ、楽に子育てをしていただくために、ぜひ旦那さんを巻き込んでいただきたいのです。
その際、「あなたの意見を聞かせて」「男性の視点が必要」という言い方で、父親の存在価値を認める表現を使うことが大切です。
子供たちにとって、父親の力というのは母親の母性の力とはまた別の側面を持っています。
父さんが子育てに関わることで、より力強い良い効果が生まれるのです。
2. 実際の成功例と具体的なアプローチ
例えば、これまでに不登校になった女の子が、お父さんとじっくりと2時間3時間話し合うことで元気が出て学校に行けるようになったということも、実はいくつも私は知っています。
特に反抗期のお子さんを迎えて悩むことがあれば、そういう時こそお父さんの出番でしょう。
いきなり大きな変化を求める必要はありません。
まずは週1回の家族会議から始めてみてください。
子供の宿題チェックを父親の担当にするのも効果的です。
そして何より大切なのは、子供が話している間は、スマホを置いて目を見て聞くことです。
これだけで子供は「お父さんは本気で聞いてくれている」と感じます。
大人の男性としっかりと話し合う経験を持つことで、子供たちに自信が生まれ、社会性も育まれていきます。
シングルマザーのご家庭では、祖父や叔父など男性の親戚、または学校の男性教師との関わりが重要になります。

3. すべての父親への応援メッセージ
お父様方、私も一人の父親であります。
「仕事で疲れているから...」
そう思われるお父さんもいらっしゃるでしょう。
でも、たった10分でも子供と向き合う時間が、予想以上の効果を生むことがあるのです。
多くのご家庭でメインで社会で働くお父さんという存在は、子供たちにとって社会への入り口の象徴みたいなところがあります。
お母さんから要請があれば、もしくは要請がなくても、ぜひお父さんたちの力を子育てに発揮してみてください。
完璧を目指さず、「今週は1回話せた」「今月は2回一緒に過ごせた」という積み重ねを大切にしてください。
応援しています。

【この記事を書いた人】
宮脇慎也(保護者向け教育コーチ)
・20年以上の教育現場経験
・700組以上の親子面談実績
・中学生の偏差値を平均7ポイント向上させた実績
・進学空間Move塾長として地域教育に貢献
・2030年までに1万組の親子の成長をサポートすることを目標
広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了。2013年から広島市で学習塾を運営し、個別演習型指導で多くの生徒の学力向上を実現。近年はキャリア教育にも注力し、社会人講師を招いた講演会を多数主催。
Happy Education Lab. 運営者
コメントをお書きください