子どもの道の先にある石を取り除く保護者の方へ ~正解を知っているからこそ気をつけたいこと~

1. 充実した座談会の一日

こんにちは。Happy Education Lab.の宮脇です。

 

今日は私の経営する学習塾で夏季講習の初日でした。

 

同時に、以前もお伝えしていた田嶋英子先生と一緒に合同の座談会を開催することができました。

 

7名の保護者の方がお越しくださり、2時間以上もお話しさせていただいたのですが、本当にあっという間に時間が過ぎてしまうほど、楽しくも充実した座談会になったのではないでしょうか。

 

様々なテーマでお話しできたのですが、やはりこのHappy Education Lab.で私がお伝えしてきた「自立」という点に関して、本当に大事な視点がたくさんあったなと感じています。

2. 自立への道のりは段階的に

 特に保護者の方にとって、急に「自立に向けて頑張りましょう!」と言われても、その方法であったり、そのグラデーションの感じであったり、徐々に徐々にどうやったら手を離していったらいいんだろうといった具体的な話が必要ですよね。

 

そういった具体論をもっともっとお伝えしたいなと思いますし、きちんとやっていきたいなと思うのです。

 

そんなテーマが浮かび上がってきた座談会でした。

 

詳しいレポートもまた次回以降、どこかで発表したいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

3. これまでの子育てを否定しないでください

今日、私から皆さんに特にお願いしたいことが一つあります。

 

それは、決してこれまでの子育てをご自身で否定しないでくださいということです。

 

例えば、結果的に何かうまくいかなくなった現象が起きたとしても、それは決してお母さんたちのせいではありません。

 

一生懸命やった結果であったり、状況がたまたまそうなったというだけで、必ずその経験が次の、その子の次のステージにつながっていくものなのです。

 

そして、お母さんたちが子育ての前半戦でかけてきた愛情というのは、必ず子供たちの中に育っていっているということを、本当に強く信じていただきたいのです。

4. 10年後の幸せな家族を目指して

 

一面的な現象だけを捉えて、「自分の子育てが良くなかったんだ」といういわゆる自分バッシングに陥ってしまうのは、また違う話なんですよね。

 

10年後、子供たちが独立して、子育てが終わったとき。お母さんたちと子供たち、そしてご家族みんなが幸せになる。

 

そういう子育てとはどういったものなのか。今日の座談会でも、いろんなヒントが見えてきました。

 

詳しくはまた外に出せるところをまとめてレポートにしてお伝えしますので、ぜひ楽しみにしていてください。

 

今日は本当に参加してくださった皆様、ありがとうございました。

 


【この記事を書いた人】

宮脇慎也(保護者向け教育コーチ)

 

・20年以上の教育現場経験

・700組以上の親子面談実績  

・中学生の偏差値を平均7ポイント向上させた実績

・進学空間Move塾長として地域教育に貢献

・2030年までに1万組の親子の成長をサポートすることを目標

 

広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了。2013年から広島市で学習塾を運営し、個別演習型指導で多くの生徒の学力向上を実現。近年はキャリア教育にも注力し、社会人講師を招いた講演会を多数主催。

 

Happy Education Lab. 運営者